KSC初の民謡番組です。

鹿角の人は民謡のことを「うだっこ」と言います。
番組テーマを翻訳すると「民謡のお時間ですよぉ~」ですね。
民謡番組は「まさかに嫁いで」と1ヶ月交代で放送します。
次の放送は11月です。

この番組を企画したチナツは民謡については全くの素人なので
ベテランの民謡関係者のお力を拝借です。

尺八奏者の黒澤文男さんにご協力いただき
鹿角民謡を紹介していきます。

1曲目 鹿角検校節
家の新築や祝言・婚礼などで歌われたハレの日の歌
「このうちのご亭主は果報者ですよ~。長者になりますよ~。」という内容。
伝承者・歌唱者によって、歌詞が異なる場合があるようです。

2曲目 鹿角おやまこ
鹿角市内で特によく歌われ聞かれている民謡です。
民謡の発表会などで、みんなで歌ってみんなで踊る賑やかな歌です。

3曲目 宮城県民謡 秋の山唄
他県曲の紹介です。
こちらの曲は尺八と歌唱のみで歌われます。
毎年11月には宮城県涌谷市で全国大会が行われています。
文男さんに招待状が来たことがあるそうですが、
その時はスケジュールが合わなくて行けなかったそうです。

尺八の話
文男さんが演奏する楽器「尺八」についてお話いただきました。
尺八は一言で言うと「歌唱者の先となり後となり、共に歌う楽器」だそうです。
大きさは普通サイズは1尺8寸(約54cm)ですが、
歌唱者の音域に依って使う尺八のサイズも変わります。
女の子の歌声に合わせるときは1尺5寸(約45cm)だったり、
大人の男性に合わせるときは2尺3寸(約69cm)など
歌唱者合わせて自在に吹き分ける楽器なんですって!

今度は実際に文男さんに吹いてもらいながら
尺八のお話を聞いていきたいですね。

実は、今回担当のチナツは大きなミスを犯しました。
収録時の写真を撮り忘れたのです( ̄▽ ̄;)!!ガーン
しかも、忘れたことを思い出すまで2日かかってます。
次回11月分の収録では絶対に忘れません! 


担当:尺八奏者-黒澤文男さん、チナツ