お盆も過ぎたので(理由にならないかも…)

今回から少し趣を変えて、昔っこを紹介したいと思います。


鹿角民話の会の語り部さんたちは

どうやって昔話を覚えて、皆さんにお話ししているか

ご存じでしょうか?


今から26年前に2冊の本が発行されました。

『陸中の国 鹿角のむかしっこ』と『陸中の国 鹿角の伝説』です。

『陸中の国 鹿角のむかしっこ』には、72の鹿角の昔っこが

『陸中の国 鹿角の伝説』には、77の鹿角の伝説が

収められています。

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語り部さん達は、まずは、この2冊の本の中から

自分の気に入ったお話を覚えるのです。

いわば、語り部さん達の教科書のような本です。


でも、この149話のお話の中で

多くの語り部さんに何度も何度も語られるお話と

一度も語られた事のないお話もあるのです。


そこで、今回から2冊の本の第1話から順に

全てのお話を紹介して行きたいと思います。


長~いお話も、短いお話も

面白いお話 「?」なお話 悲しいお話 「えっ」なお話

怖いお話 …目次に添ってご紹介していきます。


今回は、『陸中の国 鹿角の伝説』の第1話から3話まで

八郎太郎伝説の 『竜となる』『南祖坊との戦い』

『鹿角の神々との争い』を草木小学校4~6年生の語り


第4話『柴内の八郎太郎』 第5話『小平の八郎太郎』

ミッチーの語りでお送りします。



担当 メグミ・ミッチー